2009年8月26日

酢にまつわる話題

有機化学における名称
酢酸の歴史と共に酢は有機化学の発展に深くかかわってきた。だが、食酢の中に含まれる酸が酢酸塩から合成される酢酸と同一の物質であることはかなり後世になってからわかったことである。

1847年にドイツ人化学者ヘルマン・コルベが最初に無機物から酢酸を合成すると、酢酸に関係する(と、当時は考えられた)有機化合物に酢酸に関連した名称が付けられるようになった。ラテン語で酢を意味するacetoは、酢酸の英語名であるacetic acid、アセトアルデヒド(acetaldehyde)、アセトン(acetone)などの名称の語源となっている。

掃除に役立つ
人体脂(皮脂)や水垢は埃とともに放置すると変質(ヘドロ化、石化、等)して水拭きではとれなくなるが、(食)酢の弱酸性と重曹の弱アルカリ性の性質を利用して、汚れを分解・中和することができる。特に重曹を使った掃除の仕上げに用いると、残った重曹を中和するのに役立つ。他にも、同時に使用する事で排水溝をピカピカにすることができる。

ただし、食酢は匂いがきついので、販売されているクエン酸を利用する人が多い。また、鉄は錆びるため、そして炭酸カルシウムでできている大理石は溶けてしまうため使用できない。

肉を柔らかくする
鶏肉などを茹でるときに酢を煮汁に足すと柔らかくなる。また、肉が骨から離れやすくなるため食べやすくなる。

疲労回復効果
疲労回復の手段として、酢が用いられることがある。 酢の中に含まれるクエン酸が疲労の原因となる乳酸を分解するため、血行の循環不良をおさえたり、疲労のもととなる乳酸をおさえる効果がある。

さらに疲労回復効果を高めるためには、糖分と食酢を同時に摂取するとよい。 糖とともに食酢(主成分の「酢酸」)を摂ると運動により消耗されたグリコーゲンの再補充(回復)が促進されて疲労回復がさらに早くなるといわれている。

殺菌力
古来から、酢を使うと食物が傷みにくくなることが経験的に知られていた。科学的にも強い殺菌力があることが実験的に判明している。握り寿司、マヨネーズなどが応用例といえる。作用機序はpHの変化、蛋白質変性作用、強い浸透力によるものではないかと思われる。合成酢よりも醸造酢のほうが浸透力・殺菌力が強いとも言われている。

伝統農法では一種の農薬として利用されることもある。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

「酢を飲むと身体が柔らかくなる」のは迷信のようですね。

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